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前半30分まで圧倒。なぜ流れは変わった?【J1第32節 サンフレッチェ広島戦】

投稿日:2020年10月30日 更新日:


 

相手の守備を崩すことができず、敗れてしまったサンフレッチェ広島戦。
スコアを見れば完敗かもしれませんが、マリノスが圧倒していた時間もありました。

それでは、なぜ流れが変わってしまったのでしょうか?

本記事を読めば、流れが変わってしまった原因について理解することができます。
そして、それを踏まえてどのように改善していくべきなのか解説していこうと思います。
 

本記事のテーマ

前半30分まで圧倒。なぜ流れは変わった?【J1第32節 サンフレッチェ広島戦】

 

流れが変わってしまった原因

  • ①渡辺皓太の負傷
  • ②中盤の形と選手の組み合わせ

 

どのように解決すべきか

残り試合で戦い方の幅を広げる

これが流れが変わってしまった原因とその解決策になります。
それでは詳しく見ていきましょう。

①渡辺皓太の負傷

圧倒していたのは30分ほどまで。
そして、渡辺が負傷したのは31分、交代したのは37分のことです。
数字からも渡辺の負傷が試合に大きく影響したのは分かりますよね。

それでは、具体的に渡辺はどのように貢献していたのでしょうか?
 

開始から10分間ほどで好プレーを連発

特に気になったプレーをピックアップしていきます。
プレーが起きた時間も記載するので、DAZNを見返しながらだとより楽しめると思います。
 

【0:45】ディフェンスしづらいコースに運ぶ

こちらは、守備から攻撃に切り替わった直後のシーンです。

まずは受ける位置がパーフェクト。
守備時に攻撃を考えていたことがわかるポジショニングです。

そして、ドリブルで運ぶのですが、素晴らしいコース取りをしました。
スピードを上げてしっかりと相手の体の前に入ったのです。

横からなら体を当てられるし足も出せるのですが、背後からはファールになるのでディフェンスしづらくなります。
レアル・マドリードのアザールやマンチェスター・シティのデ・ブライネがよく使うドリブルですね。

ここで、3人しっかり引き付けてパスを出し、チャンスを生みました。
 

【7:02】鋭い縦パスをコントロールし、逆サイドへ

こちらもボール奪取直後のシーン。
やはり、渡辺はトランジションのことをしっかり考えていますね。

相手の背後に立ち、フリーな状態でターンしました。
バウンドした速い球で止めるのも難しかったと思うのですが、ここらへんの技術は流石です。

惜しくも逆サイドに出した球は相手に当たってしまったのですが、これが通っていれば間違いなくビッグチャンスでした。
 

【9:21】ファーストタッチでスペースへコントロール

ファーストタッチでスペースへコントロールすることで前への推進力を殺さずにプレーを続けることができます。

そのままの勢いで、追ってきた2枚を剥がしてパス。
これも最終的には詰まってしまいましたが、一気に局面が変わったプレーでした。
 

積極的なプレーで相手を押し込んだが・・・

以上のようなプレーを30分間継続していたため、相手はなかなか前へ守備の圧を高めることができませんでした。
しかし、ここまで貢献していた渡辺が負傷。
これ以降、マリノスはチャンスを作ることが難しくなってしまいます。
 

不運な失点

そして、渡辺負傷の2分後、不運なタイミングで失点してしまいます。
重要な攻め手を欠いてしまったマリノスは、思い通りに先制することができたサンフレッチェに試合をコントロールされることとなります。

中盤の形と選手の組み合わせ

マリノスは37分に渡辺に代えて喜田を投入しました。
そして、4-2-1-3システムに変更します。
しかし、ここからマリノスは攻撃の圧を強めることができませんでした。
そこにはどのような原因があったのでしょうか?
 

ライン間で受ける選手が減った

攻撃がうまくいかなくなった理由の一つに、ライン間で受ける選手が少なくなってしまったことが挙げられます。

システム面では、2列目の選手が1枚減ってしまっていますよね。
そして、メンバー面を見ても、交代で入った喜田は安定したプレーができますが、狭いスペースで力を発揮するような選手ではありません。
 

組み合わせの問題

1枚のトップ下となった天野も積極的にボールに絡みにいきますが、固く閉じられたブロックをこじ開けるのは難しそうでした。
それもそのはず。
マリノスはピッチ全体を使って攻撃を行うため、その広大なスペースを1人でコントロールするのは至難の技です。(そう考えるとマルコスはやはり凄い・・・)
 

中盤のセットは変えない

そして、これを理解した上で最近のメンバー編成は行われていました。

広いスペースも上手く使えるマルコスを起用する時は、安定したプレーのできる喜田、扇原がセット。
狭いスペースでも突破できるように機動力を高めたかったら、和田のアンカーと天野、渡辺のIH。
というような感じです。

このように中盤のセットを固定することで、選手に合ったサッカーができていました。
実際に試合を見ていても、別のチームと思うくらいの変化があったと思います。

しかし、渡辺の負傷によってこのバランスが崩れました。
 

喜田か、マルコスか

ここは推測ですが、ボスは渡辺を代える時に喜田を使うか、マルコスを使うか悩んだと考えられます。
というのも、喜田を使えば攻撃の圧が弱まってしまうことはわかっていたはずだからです。

マルコスを使えばある程度攻撃のクオリティを保つことができたと思います。
しかし、1点差で、時間も残っていることから喜田を採用したのではないでしょうか。
 

組み合わせ問題を解決するには、戦い方の幅を広げる

そして、この組み合わせ問題を解決するには、残りの試合で戦い方の幅を広げるしかないです。
実際、今採用されている中盤のセットも連戦の中で作られたものです。

また、3バックの練度を高めるなどシステム面でもACLまでに成熟させていきたいですね。

今回はこれで以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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