前節、1-0で勝利してリーグ戦3連勝を達成したマリノス。
ルヴァンカップでもサンフレッチェに快勝し、公式戦では4連勝となりました。
この勢いのまま、勝ち点を伸ばしてフロンターレやグランパスに圧力をかけていきたいですね。
ということで、今回は湘南ベルマーレ戦のプレビューです。
ぜひ最後までご覧ください。
それではさっそく見ていきましょう。
予想スタメン
※全ての図に「美幸」と書かれていますが、正しくは「三幸」です。失礼しました。
ベルマーレはセレッソ相手にゲームを支配することができていた前節と同じスタメンであると予想。
対するマリノスは、怪我やコロナでの離脱が多いため、前節から多くの選手が入れ替わると予想しました。
とはいえ、代表組以外はルヴァンカップのメンバーと変わらないので、心配はいらないでしょう。
ベルマーレの3バックは最も身長の高い館で173cmと小柄なので、オナイウのポストプレーやヘディングシュートが大きな武器になりそうです。
自陣での攻撃
ベルマーレは、CBがボールを持っている間は2トップが中へのパスコースを切りながら緩くプレスをかけ、SBにパスが出たら人数をかけてボールを奪いにきます。
特に、気をつけなければならないのはゴールキックです。
前節の徳島戦の後半は、ゴールキック時に繋ぐ意識がかなり高かった(チャレンジしていた?)ため、相手にとって守備がしやすく何度もピンチを招いてしまいました。
当然繋ぐ意識も大切ですが、今回に関しては相手3バックの身長が低く、フォーメーション的に中は分厚いもののサイドは手薄になっています。
そのため、オナイウにロングボールを蹴ったり、仲川のスピードを活かしたりすることが重要になってくるのではないかと考えています。
敵陣での攻撃
ベルマーレは5-3のブロックを作りFW2枚が残る形で基本的に守備をします。
相手に押し込まれていたら片方のFWも戻って守備をしますが、ボール奪取後に素早く縦へ攻撃を仕掛けるために最低でも1枚は前線に残ると思われます。
このエリアでもしっかりと中央を封鎖し、サイドに追い込んだところで人数をかけてボールを奪いにきます。
マリノスとしては5レーンを埋められ、サイドに追い出されるとかなり攻めづらいですが、サイドから斜めにパスが入るとペナルティエリア手前のスペースがぽっかりと空きます。
そのため、オナイウが上手く収めて天野やWG、SBの選手に叩くことができるとチャンスを作り出すことができるはずです。
逆に、3CBの身長が高くないからといってサイド一辺倒になってしまうと、相手としては守備しやすくなってしまいます。
敵陣での守備
ベルマーレは3バックと1ボランチでひし形を作り、ビルドアップを行ってきます。
これに対し、マリノスは左右に揺さぶられないよう、しっかりと圧力をかけていくことが重要です。
オナイウが片方のサイドを切りつつCBに圧力をかけ、中盤は3対3で噛み合わせてマークすることでWBへのパス、もしくはFWへのロングパスへ誘導し、ボールを回収します。
ボールを奪った直後はアンカー脇に広大なスペースがあるので、素早く攻撃を行いたいですね。
普通に攻撃を仕掛けるよりも、こちらの方が得点しやすいかもしれません。
自陣での守備
ベルマーレは基本的にボールがあるサイドに人数をかけて攻めてきます。
アタッキングサードより前では、3CBがライン間で浮いたIHにパスを出したり、ハーフスペースに走り込んだIHや流れたCFにロングボールを出したりします。
また、逆サイドに張っているWBに三幸を経由してサイドチェンジを行うことも多く、縦への攻撃だけでなくしっかりと目線を動かしてきます。
アタッキングサードに入ると、サイドを抉ってクロス、もしくはサイドから中に斜めのパスを出し、そこからのコンビネーションで崩してくることが多いです。
特に、後者の場合、ベルマーレはペナルティエリアの幅に多くの選手を配置し、細かい崩しを行うので注意が必要です。
好調のCBコンビがしっかりと斜めへのパスを防ぐことができるかはポイントになりそうですね。
リーグ戦4連勝へ
以上、湘南ベルマーレ戦のプレビューを行っていきました。
ベルマーレはプレスの強度も寄せも速いチームなので簡単ではないと思いますが、ここでしっかりと4連勝して今季のマリノスは違うということを見せつけましょう。
今回はこれで以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。