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【ボランチ必見】サッカーのターンとは?前を向く方法やコツを徹底解説!

投稿日:2020年11月1日 更新日:


「パスを出されても上手くターンできず、後ろからボールを取られてしまう。ボールを失うから味方が縦パスをなかなかくれない。どうすれば上手くターンできるようになるの?」

本記事ではこのような方に向けて、ターンの前を向く方法やコツを解説していきます。
 


 

目次

それでは、さっそく見ていきましょう。
 

ターンをする目的・種類

ターンをする不要なタイミングで使ってしまわないように、まずはターンをする目的とその種類を確認していきましょう。

ターンには主に

  • プレスを回避する
  • ピッチを広く使う
  • 攻撃のテンポを上げる

という3つの目的・種類があります。
この3つについて、具体的に見ていきましょう。
 

プレスを回避する

あなたが自陣ゴール方向を向いている状態でパスを受けるとします。
このままターンしなければ、相手の動きは全く見えませんよね。
そんな状態でいると背後からボールを取られてしまうでしょう。

しかし、ターンをすると相手の動きが見えるようになります。
相手の動きが見えた状態なら、ボールを取りに来られてもかわせばいいだけです。

だから、素早くターンをすると相手はプレッシャーをかけに来づらくなります。
 

デ・ブライネのターン

こちらの動画は、マリノスの激しいプレスに対してシティがビルドアップを行っているシーンです。
デ・ブライネがターンをして前を向いたタイミングで一気にマリノスのプレスが無効化されているのがわかると思います。
 

ピッチを広く使う

あなたが右サイドからパスを受けるとします。
このままターンしなければ、右サイドで攻撃が続くことになります。
ただ片方のサイドからずっと攻撃されても相手からしたら怖くないはずです。

しかし、ここでターンすると左サイドに展開することができます。
サイドに揺さぶられると相手の守備は崩れやすくなりますよね。

このように、ターンするとピッチを広く使うことができるようになります。
 

香川真司のターン

こちらの動画は、香川真司(23番)のアシストシーンです。
体の向きは左側だったので、相手は左側を警戒していましたが、香川はターンを使うことで逆サイドのフリーな選手にパスを渡すことができました。
 

攻撃のテンポを上げる

味方から鋭い縦パスが入った時、ターンをして素早く前を向くことができると攻撃のスピードが一気に上がります。
相手の目線になっても、緩いパス回しから急に縦パスが入ることで前を向かれ、グッと推進力を感じるとかなり対応しづらいですよね。

このように、ターンをすることで攻撃のテンポを上げ、相手ゴールに迫ることができます。
 

ぺドリのターン

こちらの動画は、ぺドリがターンからドリブルを仕掛けたシーンです。
横パスが続いた中で鋭いターンを使うことで、一気に相手のゴールに迫ることができています。
この速いテンポのまま、最終的にシュートへと結びつけました。

 

ターンで前を向く方法

ターンで前を向くには、

  • 半身でパスを受ける
  • ターンする方向を確認する
  • 体から遠い位置でトラップする

という3つのポイントを意識することが重要です。
 

半身でパスを受ける

半身でパスを受けると、ターンする方向をある程度視界の中に入れることができます。
そして、ターンする方向が見えると、相手の動きを確認することが可能になります。
つまり、パサーに正対してパスを受けにいくより安全にターンすることができるということです。

さらに、半身で受けることで体から遠い位置でトラップしやすくなります。
(体から遠い位置でトラップする利点については、後ほど解説します。)
 

ターンする方向を確認する

Embed from Getty Images

パスが出る前にターンする方向を確認することで、ターンした直後にボールを取られないようにします。
いわゆる、首振りというものですね。

首振りのタイミングですが、パスを要求しながら行うと、ボールも周りもしっかりと見ることができるでしょう。
ちなみに、一度しか見てはいけないということはないです。
状況はすぐに変わってしまうので、少し時間ができれば何度も首振りをします。
 

体から遠い位置でトラップする

Embed from Getty Images

ターンというのは意識しすぎると、スムーズにできないものです。
しかし、体から遠い位置でボールを受けることで、自然と上半身が回転しスムーズにターンを行うことができます。

また、体に近い位置でボールを受けるとターン後に詰まってしまいますが、遠い位置で受けると次のプレーをすぐに行うことができます。


 

ターンするためのコツ

ターンの成功率を上げるために

  • マークを剥がす
  • 受けたい足に要求する

という2つのコツがあります。
 

マークを剥がす

ターンするには、マークを剥がさなければいけません。

マークを剥がすときに必要なのは、緩急とフェイントです。
だらだら走っていると見せかけて急にパスを受けに行ったり、逆へ行くフリを一度入れたりすると相手はついて来れなくなります。
 

受けたい足に要求する

受けたい方の足にパスを出すよう要求することは重要です。

なぜなら、自分がターンできると判断した方向だからです。
自分が要求した方と逆の足に出されても、そちら側の状況は確認できていませんよね。
 

勇気を持ってターンしよう

以上のように、ターンは意識することが多かったり、他の要素も関わっていたりと基礎の中でも難しい技術です。
特に、試合中は相手のプレッシャーを感じるので、ターンするのがより難しくなります。

しかし、ターンをした方が視野は広がり、相手に脅威を与えることができます。
勇気を持ってターンしましょう。

ターンの技術に優れるフォーデンについて知りたい方は「【逸材】フィル・フォーデンってどんな選手?プレースタイルや特徴を解説!」をご覧ください。
様々な種類のキックを身につけたい方は「サッカーボールの蹴り方とコツを解説!7種類のキックを使い分けて上達しよう」をご覧ください。

今回はこれで以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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