
サッカーのデュエルってどんな意味?デュエルに強い選手や球際で勝つためのコツが知りたい!
本記事では、このような方に向けてデュエルについて分かりやすく解説していきます。
目次
それではさっそく見ていきましょう。
サッカーのデュエルとは?
フランス語のデュエル(duel)は、二者間の争いという意味を持ちます。
そして、サッカーのデュエルとは、試合のあらゆる局面における1対1の状況のことを言います。
つまり、ドリブルとそれに対する守備やルーズボール、ヘディングでの競り合いなども全てデュエルということです。
ボールの奪い合いを意味する「球際」とほとんど同じ意味になります。
\柏木陽介🆚天野純/
背番号「10」の両キャプテンが激しいデュエルを繰り広げる💥
🏆明治安田J1第6節
🆚#浦和レッズ×#横浜F・マリノス
📺https://t.co/u4BaoHt81Qで配信#フライデーナイトJリーグ#金J@REDSOFFICIAL@prompt_fmarinos pic.twitter.com/fts5VoOccM— DAZN Japan (@DAZN_JPN) April 5, 2019
デュエルを広めたハリルホジッチ
デュエルという言葉が一般的に使われるようになったきっかけは、ハリルホジッチの日本代表監督への就任。
ハリルホジッチ元監督が代表入りを目指す選手に求める指標としてデュエルを求めていたことにより、サッカー界に意識づけられることとなりました。
また、ハリルホジッチ元監督は、強いフィジカルを作るために選手に対して体脂肪を12%以下に下げることを要求するなど、デュエルに勝つためのフィジカルの基準を独自に設定したことでも有名です。
デュエル最強の3選手
ここでは、デュエル最強の選手として
- エンゴロ・カンテ
- 遠藤航
- 菊池流帆
の3人を紹介していきます。
エンゴロ・カンテ
/
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— Goal Japan (@GoalJP_Official) March 26, 2020
チェルシーに所属するフランス代表のMFカンテは、168cmと小柄ながらも巧みに体を使いこなしボールを奪取する潰し屋として知られています。
また攻撃においても腕を上手に使うことで、相手を寄せ付けない推進力のあるドリブルができます。
攻守のデュエルで強い上に、フランス代表のチームメイトであるポグバが「肺が15個ある」と語るほどのスタミナがあり、広範囲で強さを発揮することができる選手です。
遠藤航
ブンデスリーガのシュトゥットガルトに所属する日本代表のMF遠藤航。
2020/2021シーズンにブンデスリーガでデュエル勝利数ナンバーワンを記録し、フィジカルの弱い日本人像を覆しました。
身長は178cmと高くはないもののCB経験もあることからヘディングに強く、地上・空中戦どちらの競り合いにも勝利することができる日本のデュエルキングです。
菊池流帆
/#菊池流帆 見事な対応!
気迫のプレーで相手を抑える
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ヴィッセル神戸に所属するCB菊池流帆は、大卒3年目と若さがありながらも熱いプレーで観客を魅了する選手です。
188cm89kgと恵まれた体格を活かし、エアバトルや1対1で力を発揮します。
2021シーズンの5月25日時点でサッカーダイジェストが作成したデュエル勝利数・勝率ランキングでは、ダントツの1位となりました。(勝利数/回数:120/165、勝率:72.73%)
つまり、Jリーグのデュエルキングは菊池流帆だと言えるでしょう。
球際で勝つためのコツ
先ほども紹介した通り、2020/2021シーズンのブンデスリーガでデュエル王となった遠藤航が守備の1vs1について解説している動画があります。
ぜひこちらをご覧ください。
以下では、動画のポイントをまとめています。
遠藤航の語る守備の極意
シチュエーション毎に解説がありますが、全てにおいて共通している部分をここでは取り上げます。
遠藤航が語る守備の極意は
- ディレイせず飛び込む
- 相手がボールに触れた瞬間に寄せる
- 腕を上手く使う
の3つになります。
ディレイせず飛び込む
多くの選手は小さい頃に、ボールに飛び込まずディレイするように教えられているはずです。
動画では遠藤もそう教えられたとコメントしています。
しかし、現代サッカーでは積極的にボールを奪い、ショートカウンターを行ったり即時奪回を目指したりする戦術が流行しています。
そのため、ディレイをせずに積極的に飛び込むことができる選手が重宝されます。
ただ、「飛び込む」というのはむやみにボールを取りにいくことではありません。
相手のミスや隙を見逃さず、一気にチャレンジすることが重要だということです。
相手がボールに触れた瞬間に寄せる
どんな選手でも、ボールに触った後のほんの少しの間はボールに触れることができません。
遠藤はその瞬間を狙って、相手に寄せに行くと言います。
もし、相手選手のタッチが細かくて寄せる隙がないのなら、スピードアップのタイミングやミスでタッチが大きくなったところを狙いましょう。
腕を上手く使う
相手に左から奪いに行くと見せかけて右から足を出すシーンがありますが、この時に遠藤は相手の左腕にしっかり自分の腕を引っ掛けています。
また、相手とボールの距離が離れたときには、スプリントをかけつつしっかりと腕で相手を押さえつけていることがわかると思います。
このように腕を巧みに使うことで、相手を自分の取りやすい位置に誘導したり、相手とボールの間に自分の体を入れやすくしたりすることができます。
目指せデュエルキング
ここまで、デュエルについて取り上げていきました。
試合を見る際に、選手がどのようにデュエルを制しているのか観察してみると新たな発見があるかもしれません。
球際で勝てる選手になれるように、ぜひ色々試してみてくださいね。
今回はこれで以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。