9/27の柏レイソル戦で負傷したマリノスの仲川輝人がついに復帰しました。
本記事では、今シーズンの仲川の好プレーを振り返っていきます。
さらに、仲川の復帰がもたらすチームへの変化と湘南ベルマーレ戦で見られた特徴的なプレーについても解説するので、是非最後までご覧ください。
マリノスのエース仲川輝人がついに復帰
- ①【厳選】今季の好プレー3選
- ②仲川復帰で変わるマリノス
- ③湘南戦で見られた特徴的なプレー
それではさっそく見ていきましょう。
①【厳選】今季の好プレー3選
今季の仲川は16試合に出場し、2ゴール6アシストを記録しています。
今回はこの中から3つピックアップして紹介していきます。
こちらは該当ツイートに飛んでしまうと思うので、Twitter内ではなくsafariなど他のブラウザで開きながら見ることをおすすめします。
ファーサイドでマークを外してゴール
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命Ｊ１リーグ 第13節
🆚 神戸vs横浜FM
🔢 1-3
⌚️ 53分
⚽️ 仲川 輝人（横浜FM）#Ｊリーグ#ヴィッセル神戸vs横浜Ｆ・マリノス
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/68xoMjOrfJ— Ｊリーグ (@J_League) August 29, 2020
こちらは仲川の今季2ゴール目となったプレー。
ゴールに至るまでの崩しにも無駄がないのですが、大事なのはボックス内でしっかりとフリーになること。
相手CBとSBの間からしっかりと走り出し、ファーで詰めました。
さらに、注目したいのは体を開いてシュートを打っている点です。
軸足は左に向いているのですが、シュートはゴール右側へ。
近い距離でもしっかりと相手GKと駆け引きをして正確に決めるのは、さすがJ1得点王ですね。
DFの裏を取り、高速クロス
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命Ｊ１リーグ 第19節
🆚 柏vs横浜FM
🔢 1-3
⌚️ 90分
⚽️ 前田 大然（横浜FM）#Ｊリーグ#柏レイソルvs横浜Ｆ・マリノス
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こちらは持ち前のスピードを生かしたアシスト。
和田がパスを出す瞬間に一気にハーフスペースに走り込み、DFの裏を取ります。
そこからは得意のワンタッチクロスで前田に合わせました。
さらに、抜け出し前にもしっかりと駆け引きを行っています。
近くのDFが和田を見た瞬間にふらっと背後に位置取り。
そこからあのスピードで来るので、DFは対応できません。
わずかにずらしてブロックされない
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命Ｊ１リーグ 第6節
🆚 横浜FMvs横浜FC
🔢 2-0
⌚️ 56分
⚽️ マルコス ジュニオール（横浜FM）#Ｊリーグ#横浜Ｆ・マリノスvs横浜ＦＣ
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/CjUhtHBKzN— Ｊリーグ (@J_League) July 22, 2020
こちらも仲川の特徴がよく表れているシーンですね。
しっかりと蹴れるようにファーストタッチを行うのはもちろんですが、仲川は相手DFがギリギリ届かない位置にボールを動かすのが上手です。
そこから利き足でない左足でアシストしました。
昨シーズンからの仲川の強みとして左足のシュートがありましたが、今シーズンはアシストも。
どんどんプレーの幅が広がっているのを感じます。
②仲川復帰で変わるマリノス
仲川が復帰したことでマリノスにどのような変化が起きるのでしょうか？
僕は、2つの大きな変化があると考えています。
それが、守備の改善とアタッキングサードでの手詰まりの解消です。
守備の改善
仲川は守備面でも大きな特徴を持った選手です。
得意のスピードを生かして高速でプレスバックするのです。
さらに、アジリティも高いので、マークした相手にしつこくついていくこともできます。
この守備が加わることにより、今季散見されたような簡単に崩されることは少なくなると思われます。
アタッキングサードでの手詰まりの解消
今季は2018シーズンのようにアタッキングサードでなかなか崩せず、敗戦することも多いですよね。
その原因は、サイドで仕掛けられる体勢が整っても1対1で勝つことができないことだと僕は考えています。
しかし、仲川は圧倒的な個の力を持っており、1対1ならば簡単に相手を剥がすことができます。
さらに、素晴らしいのは縦にも中にも仕掛けることができる点。
昨年は、カットインして1人で決めきってしまうこともありました。
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命Ｊ１リーグ 第32節
🆚 松本vs横浜FM
🔢 0-1
⌚️ 2分
⚽️ 仲川 輝人（横浜FM）#Ｊリーグ#松本対横浜FM
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXLYeZ pic.twitter.com/LJvi0KgYL5— Ｊリーグ (@J_League) November 23, 2019
このように、仲川の個の力があればアタッキングサードでの手詰まりを解消できます。
③湘南戦で見られた特徴的なプレー
最後に、復帰戦となった湘南ベルマーレとの試合で見せた特徴的なワンプレーを紹介します。
縦パスをワンタッチでクロス【82:27】
括弧内はプレーが起きた時間です。
ぜひ見返しながら記事をご覧くださいね。
このシーンはお馴染み、松原-仲川のホットラインです。
松原が自陣から出した長い縦にしっかりと仲川が反応します。
そして、トラップをせずにダイレクトでクロス。
先ほど触れた柏戦のアシストもダイレクトで上げたクロスでしたが、仲川はこのプレーが上手いです。
ダイレクトで出すので、中のDFは反応しづらいだけでなく、付いているDFをクロスをブロックするのが難しいです。
今回は得点につながりませんでしたが、中の選手がこれをしっかりと予測して点を取れるようになって欲しいですね。
ACLに向けて本調子へ
以上のように復帰戦でしっかりと特徴を見せた仲川ですが、出場はわずか10分ほどでした。
これからしっかりと調整して、ACLには絶好調で出場というのが望ましいですね。
今後の仲川の活躍に期待しましょう。
今回はこれで以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
