「サッカーのポゼッションとカウンターって?」
「ポゼッションとカウンターのメリット・デメリットを詳しく知りたい!」
本記事では、このような方向けにポゼッションとカウンターについて分かりやすく解説していきます。
筆者について
僕は、横浜F・マリノスのサポーター歴16年でサッカー観戦が大好きです。
Jリーグはもちろんですが、プレミアリーグを中心に海外サッカーもよく観戦しています。
サッカーは12年やっていました。
そんな僕が本記事を執筆しています。
ポゼッション、カウンターとは?
- ①ポゼッション、カウンターとは?
- ②ポゼッション、カウンターのメリットとデメリット
- ③【動画あり】代表的なチームを紹介
それではさっそく見ていきましょう。
①ポゼッション、カウンターとは?
サッカーの攻撃のタイプは大きく分けて2つあります。
その2つがポゼッションとカウンターです。
ポゼッションとは?
ポゼッションとは、細かくパスを繋いで、ボールを保持しながら前進する攻撃のことを言います。
パスをつなぐことで相手を揺さぶり、美しく崩しきってゴールを奪います。
俗にいう「パスサッカー」ですね。
カウンターとは?
カウンターとは、ボールを奪った後、相手の守備ブロックが整う前に行う攻撃のことを言います。
縦への推進力を一気に爆発させて、手数をかけずにゴールを奪います。
格下のチームが格上のチームに行うことが多い戦術です。
②ポゼッション、カウンターのメリットとデメリット
ポゼッション、カウンターにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
ポゼッションのメリット・デメリット
メリット:試合の主導権を握ることができる
ポゼッションはボールを保持する戦術なので、試合の主導権を握ることができます。
試合の主導権を握ることは、相手に関係なく自分たちのサッカーを表現することにつながりますね。
また、ボールを奪われても味方選手が近くにいるので、素早くボールを取り返し、波状攻撃を仕掛けることができます。
デメリット:高い技術が必要
狭いスペースでもボールを保持するには、高い足元の技術が必要です。
足元の技術がなければ、相手にとって怖くないエリアでボールを持つだけで終わってしまいます。
また、足元の技術に長けた選手が揃っているとしても、試合の中で数回はミスを起こします。
そうなってしまった時にチームが前がかりになっていると、カウンターを受けやすくなります。
カウンターのメリット・デメリット
メリット:得点を取りやすい
カウンターを行うときは相手の守備ブロックが整っていないので、広大なスペースがあります。
そのため、多少タッチがずれても相手にボールを取られることがなく、攻撃を成功させやすいです。
また、前線にスピードのある選手がいれば、その選手1人で攻撃を完結させてしまうこともあります。
デメリット:攻撃が単発で終わりやすい
カウンターは広大なスペースを使うことができる反面、ボールを失った時、選手同士の距離が遠いのですぐに奪い返すことは難しいです。
そのため、一度カウンターが失敗するとそのまま相手にボールを保持され、攻撃が単発で終わってしまうことが多いです。
③【動画あり】代表的なチームを紹介
ポゼッション、カウンターについて理解したところでそれぞれを主として使う代表的なチームと、具体的なプレーを動画で見ていきましょう。
ポゼッション:マンチェスター・シティ
https://twitter.com/i/status/973519487302492161
圧倒的なポゼッションサッカーで有名なマンチェスター・シティ。
このゴールを見ればわかると思いますが、足元の技術に長けた選手が揃っています。
狭いスペースの中でもしっかりと「止める」「蹴る」の基礎ができており、ワンタッチも織り交ぜながらテンポを上げてゴールを奪います。
また、スペースをしっかりと認知して、自分の受けやすい体の向きを作っているところも見事ですね。
マンチェスター・シティのゴールにはとても美しいものが多いので、是非試合を観てみてください。
カウンター:リヴァプール
https://twitter.com/i/status/1205838170727886849
リヴァプールは激しい守備と素早い攻撃を持ち味としたチームです。
こちらの動画ではリヴァプールの中でも圧倒的な個を持つマネ、サラーのスピードを生かし、一瞬にしてゴールを奪ってしまいました。
そして、その2人を支えるフィルミーノの背を向けたパスも見事ですね。
今回取り上げた動画は、自陣深くから行うロングカウンターでしたが、リヴァプールは高い位置でボールを奪うショートカウンターも非常に強力です。
チームの特徴を掴んで、観戦をもっと楽しもう
本記事では、ポゼッション、カウンターについて取り上げました。
この2つは、サッカーの攻撃では基本なので是非覚えていてくださいね。
そして、サッカー観戦がより楽しいものになることを願っています。
今回はこれで以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。