マリノスは、大分トリニータから岩田智輝を完全移籍で獲得しました。
本記事を読むと
「岩田ってどんな選手なの?」
「プレースタイルは?」
「マリノスではどのポジションで起用される?」
といった疑問を解決することができます。
ぜひ最後までご覧ください。
岩田智輝が完全移籍加入!
- 岩田ってどんな選手?
- 動画から紐解く岩田のプレースタイル
- 【考察】岩田の起用ポジションは?
それではさっそく見ていきましょう。
岩田ってどんな選手?
基本情報
大分トリニータ所属の #岩田智輝 選手の完全移籍加入が決まりましたのでお知らせいたします。
💬「移籍は初めてで不安な気持ちとワクワクする気持ちがありますが」フルコメントは▶︎ https://t.co/dJMn7G492c#fmarinos
— 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) December 25, 2020
今シーズンは、J1リーグの30試合に出場し、2得点2アシストを記録。
昨シーズンもJ1で4得点2アシストを記録しており、CBとは思えない攻撃的な選手です。
経歴
2015年に、二種登録選手として大分トリニータで天皇杯に出場。
なんと初めての対戦相手は、マリノスでした。
ちなみに、試合はマリノスが1-0で勝利しています。
その翌年からトップチームに昇格し、大分一筋で5シーズンを過ごしました。
2016年は大分がJ3に所属していたため、若くしてJ3、J2、J1の全カテゴリーを経験している選手です。
松原健との繋がり
そんな岩田が小学校時代に所属していた四日市南SSCというチームには、なんと松原も所属していました。
歳は4つも離れていますが、松原も岩田の移籍に何かしら関わっていそうですね。
動画から紐解く岩田のプレースタイル
岩田のプレー集
Youtube上で一番上手くまとまっていたのはこちらの動画。
少し短いですが、適宜、筆者セレクトのプレー動画を貼りながら説明していきます。
岩田のプレースタイル
動画からわかる岩田のプレースタイルをまとめました。
- スペースへ積極的に飛び出す
- クロスの精度が高い
- 得点能力が高い
それぞれについて取り上げていきます。
スペースへ積極的に飛び出す
プレー集を見て一番印象に残ったのが、スペースへの飛び出しです。
ただ闇雲に走るのではなく、しっかりとスペースを見つけてからスピードアップをしていることがわかると思います。
大分の3バックが特殊であるにしても、本職CBの選手がしっかりとチャンスを見極めてオーバーラップできるのは素晴らしいですね。
クロスの精度が高い
スペースへの飛び出しが上手な上に、しっかりと質の高いクロスも供給できます。
プレー集の2つのアシストもマリノスが求める低くて速いクロスですよね。
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ゴールだけじゃない‼️
\明治安田生命J1リーグ 第12節
ワッキーさんのナイスプレー2から厳選⚽️✨・31分岩田スーパーアーリー
・43分中村拓海 激うまミドルパス@qrukq4c0b83fta1 @n___t0316@TRINITAofficial @fctokyoofficial #Jリーグ https://t.co/OUPA4MSTrk pic.twitter.com/5JcJ4l0VXP— Jリーグ (@J_League) August 27, 2020
また、こちらの動画(10秒まで)ではハーフスペースから素晴らしいアーリークロスを供給。
このエリアからのクロスはマリノスでもあまり見られないので、期待が高まります。
得点能力が高い
CB(WBでも数試合出場)ながら57試合出場(J1)6ゴールという得点能力の高さも岩田の魅力です。
https://twitter.com/i/status/1281900325503471616
先ほど触れた、スペースへの飛び出しから1対1を決めるシーンだけでなく、
(ハイライト動画ですが、該当シーンから再生されます。)
ミドルシュートを決めるというシーンも多いですね。
プレー集でも左足でミドルシュートを決めています。
【考察】岩田の起用ポジションは?
これらの特徴とマリノスの状況を考慮して、岩田の起用ポジションがどこになるか考えてみました。
3バックの一角を想定
結論から言うと、岩田は3バックの一角として獲得したのではないかと考えました。
理由については、4-2-1-3と3-4-2-1のフォーメーションに分けて述べていきます。
4-1-2-3
こちらのフォーメーションの場合、CB、もしくは右SBでの起用が考えられます。
しかし、CBにはチアゴ、畠中だけでなく、實藤、伊藤も今シーズン成長をも見せており、人員は十分に足りています。
また、右SBも松原、小池が高いレベルでポジション争いをしており、3人目は必要ないでしょう。
3-4-2-1
こちらのフォーメーションの場合、CB、もしくは右WBでの起用が考えられます。
右WBについては、水沼、小池といった選手がいて、こちらは足りているでしょう。
CBについては、3枚必要ですが先ほどあげた通り、高いレベルでプレーできる選手は4選手のみです。
(喜田のリベロ起用がありましたが、リスクの高さとボランチ起用したいことを考えて外しています。)
また、4選手の中で岩田のように攻撃的にプレーできる選手はいません。
したがって、このポジションでの起用をメインとして獲得したと考えました。
岩田の活躍に注目
起用ポジションはあくまで筆者の個人的な見解ですが、岩田はお伝えした通り、攻撃的な選手で間違いありません。
アタッキングフットボールに新たな風を吹かせる存在として、来季は注目したいですね。
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今回はこれで以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
参考