
「ルベン・ディアスってどんな選手?基本情報やプレースタイル・特徴を知りたい!」
本記事では、このような方に向けてルベン・ディアスについて分かりやすく解説していきます。
目次
それではさっそく見ていきましょう。
ルベン・ディアスってどんな選手?
基本情報
国籍 | ポルトガル |
年齢 | 26歳(1997年5月14日) |
身長 | 187cm |
体重 | 83kg |
利き足 | 右 |
ポジション | CB |
背番号 | 3(マンチェスター・シティ) |
マンチェスター・シティでディフェンスリーダーとして活躍する若きCB。
2018年の時点でポルトガル代表デビューを果たすなど、若くして多くの経験を得ている逸材です。
2021年3月18日時点での市場価値は、7000万ユーロ(日本円で約93億円)となっています。
高額の移籍金でシティへ
2020-2021シーズンのプレミアリーグ第3節で、レスターに2-5で敗れたシティは守備の課題が浮き彫りになりました。
そこで、当時ベンフィカで活躍していたディアスの獲得に乗り出します。
その移籍金額はなんと6500万ポンド(日本円で約88億円)でした。
この移籍金は高額であると言えますが、ディアスの加入によってシティが得たものを考えると大金を投じた甲斐があったのではないでしょうか。
シティでの初ゴール
強烈ヘッドで加入後初ゴール⚽️💙
💥️ @rubendias
🔷 #ManCity pic.twitter.com/YSLTkn9zUH— Manchester City (@ManCityJP) February 28, 2021
ディアスのシティでの初ゴールは、プレミアリーグ第26節のウェストハム・ユナイテッド戦。
セットプレーの流れからデ・ブライネの上げたクロスに反応し、相手GKの手を弾く強烈なヘディングシュートを叩き込みました。
この試合ではCBの相方であるストーンズも得点を挙げ、2-1で勝利しています。
ルベン・ディアスのプレースタイル・特徴
ルベン・ディアスには
- 鉄壁の守備力
- ベテラン並みのキャプテンシー
- 高いビルドアップ能力
という主に3つのプレースタイル・特徴があります。
鉄壁の守備力
ディアスの最も素晴らしい点と言えば、この守備力が挙げられるでしょう。
フィジカルやスピードを活かしたボール奪取能力が高いのはもちろん、最終局面で体を張ってシュートをブロックするような泥臭いプレーも淡々とこなすことができます。
実際のプレーを見てみましょう。
マンチェスター・ユナイテッド戦
🛡ディアス🆚ユナイテッド👿
🔷 #ManCitypic.twitter.com/CEJ94k1NcP
— Manchester City (@ManCityJP) January 8, 2021
こちらは、2021年に行われたカラバオカップ準決勝マンチェスター・ユナイテッド戦のプレー集です。
ディアスの高い守備力が伝わると思いますが、特筆すべきはスライディングの技術の高さ。
逆足でスライディングすることでタッチラインに逃げたり、シュートを予測してブロックしたりしていますね。
また、22秒ごろのシュートブロックからボール奪取へと即時に判断を変えるスライディングはまさに超人的です。
PSG戦
🔵 #ルベン・ディアス のディフェンス🆚パリ 🚫#UCLfinal | @ManCityJP pic.twitter.com/jf0MGpK7fM
— UEFAチャンピオンズリーグ (@UCLJapan) May 12, 2021
こちらは、2021年に行われたCL準決勝2ndレグPSG戦のプレー集です。
体を張ったシュートブロックや激しいコンタクトを伴うプレーなど体を張った守備が目立ちますね。
ディアスの活躍により、強力な攻撃陣を擁するPSG相手にクリーンシートを達成することができました。
ベテラン並みのキャプテンシー
ディアスは24歳という年齢ながら、チームを鼓舞するキャプテンシーを持っています。
先ほどのプレー動画でも見られたように身振り手振りで味方に指示を出したり、得点後のチームを落ち着かせるように一人一人に声をかけたりするシーンもあります。
このようなディアスの姿勢から、2019年までシティの主将として活躍したコンパニの後継者とも言われています。
ディアスがシティのキャプテンになるのは、そう遠い話ではないかもしれません。
年上のジンチェンコを動かす?
⬅ #ジンチェンコ を動かす ⬅
リヴァプールのFKの場面で、壁の後ろに横たわるジンチェンコ。#ルベン・ディアス が位置を少し修正。
🏴 #プレミアリーグ 第23節
🆚リヴァプール×マンチェスター・シティ
📺#DAZN で配信中 ▶ https://t.co/OCC18B9OHu pic.twitter.com/xRpJi4JPbq— Goal Japan (@GoalJP_Official) February 7, 2021
こちらはの動画は、ディアスがFKで壁の下をカバーするために横たわっているジンチェンコの位置を調整したシーンです。
ジンチェンコは1996年生まれなのでディアスより1歳上ですが、容赦無く首を掴んで動かしました。(笑)
このようなシーンからも年齢に関係なく自信を持って試合に臨む、ディアスのメンタルの強さが垣間見えますね。
高いビルドアップ能力
ポゼッション主体で攻撃を行うシティのCBなので、当然ビルドアップ能力も高いです。
ボール奪取後に素早く縦パスをつけたり、自らボールを運んでサイドにロングパスを散らしたりすることもできます。
パスの精度も高いので、ディアスのパスからゴールチャンスが生まれることもあります。
ビルドアップが含まれているプレー集を見たい方は、ぜひ下の動画をご覧ください。
ルベン・ディアス加入後のマンチェスター・シティ
ディアス加入後にシティが達成した
- ペップ体制初のCLベスト4
- 公式戦21連勝達成
- プレミアリーグ制覇
という3つの記録について紹介していきます。
ペップ体制初のCLベスト4
ペップが指揮を執るようになってからのシティはCLベスト8を3度経験していますが、なかなかその壁を破ることができませんでした。
しかし、今シーズンようやくベスト4、さらにシティ史上初の決勝にまで進出しています。
CLのようなトーナメント方式の大会では安定した戦いやメンタルの調整が重要になってくるので、そのような意味でもディアスは大きく貢献しているでしょう。
公式戦21連勝達成
2020-2021シーズンのシティは公式戦21連勝を達成しました。
これは、欧州5大リーグで3番目に長い連勝記録だそうです。
(1位はバイエルンの23連勝、2位はレアル・マドリーの22連勝)
この連勝中の失点数はわずか8なので、ディアスを含めた守備陣の活躍があったからこその記録だと言えますね。
プレミアリーグ制覇
先ほども触れたように公式戦21連勝をするなど圧倒的な力を誇り、2年ぶりのプレミアリーグ制覇を成し遂げました。
序盤こそは苦しんだものの、激戦のプレミアリーグで3試合を残した時点で優勝が決まったので、終盤は安定して強いチームになることができたと言えるでしょう。
ルベン・ディアスの今後に注目
ルベン・ディアスについて取り上げていきました。
マンチェスター・シティでも既に欠かせない存在になっており、代表選手としても期待が高い選手なので、今後のさらなる成長に注目したいですね。
今回はこれで以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。