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選手分析

【日本代表CB】畠中槙之輔のプレースタイル・特徴を解説!最終ラインの司令塔

投稿日:2021年5月8日 更新日:


「畠中槙之輔ってどんな選手?経歴やプレースタイル・特徴を知りたい!」

本記事では、このような方に向けて畠中槙之輔について分かりやすく解説していきます。


 

目次

それではさっそく見ていきましょう。
 

畠中槙之輔ってどんな選手?

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基本情報

年齢 28歳(1995年8月25日)
身長 184cm
体重 80kg
利き足
ポジション CB
背番号 4(横浜F・マリノス)

横浜F・マリノスでチームの要として活躍している畠中。
加入2年目の2019年シーズンにはJ1リーグの34試合にフル出場し、チームの優勝に貢献しました。
また、2019年3月26日にボリビア戦で日本代表デビュー。(チームは1-0で勝利)
現在もコンスタントに代表招集されている期待の大きい選手です。
 

畠中の特徴・プレースタイル

畠中には

  • 両足から繰り出す縦パス
  • 積極的なインターセプト
  • 安定した守備

という主に3つの特徴・プレースタイルがあります。
これらについて、実際のプレー動画を取り上げながら解説していきます。
 

両足から繰り出す縦パス

畠中は両足から正確で鋭いパスを通します。
また、中盤で浮いた選手に出すショートパスやミドルパス、相手DFの裏を狙ったロングパスというように様々な種類のボールを供給することもできます。
このような高いビルドアップ能力を評価するマリノスサポーターからは、「ハマのラポルト」とも呼ばれています。(ラポルト:マンチェスター・シティに所属するビルドアップ能力の高いCB)
 

ショートパス集

こちらの動画には、2019年シーズンの畠中のショートパス集がまとめられています。


 

ロングパス集

こちらの動画には、2019年シーズンの畠中のロングパス集がまとめられています。


 

最後ラインの司令塔

質の良いパスを通すだけでなく、パスの数も圧倒的です。
2020年シーズンのJ1リーグで1試合あたりのパス本数は79.3本とリーグトップ。
パス成功率も92%で、パス本数が10位内の選手の中で最も高い数値を記録しています。
中盤の選手よりも多くのパスを供給しているのですから、まさに司令塔ですね。

参考:SofaScore

 

積極的なインターセプト

畠中は積極的なインターセプトによって、ハイライン・ハイプレスを掲げるマリノスの守備を支えています。
相手がグラウンダーパスを出すタイミングをしっかりと見てインターセプトするのは当然ですが、浮いた球に対しても積極的に相手の前に出てヘディングや胸トラップで回収します。
このように畠中がインターセプトを行うことで、マリノスはボールを奪われても即時奪回し、相手をハーフコートに押し込んだ状態で攻撃を続けることができています。
 

安定した守備

ここまでは攻撃的な面を取り上げてきましたが、畠中は基本的な守備能力も高いです。
体が大きいため体格の良いFWにも簡単に競り負けませんし、チームがピンチを迎えた時も最後尾でストッパーとして粘り強く守ることもできます。
また、身長が高く、ジャンプ力もあるので空中戦の勝率もかなり高いです。

下の動画には、攻撃・守備どちらのプレーもまとまっているので是非ご覧ください。


 

畠中のキャリアとこれから

ここからは畠中の経歴や今後について解説していきます。
 

経歴

2005年からヴェルディの下部組織で育ち、2014年にはトップ昇格を果たします。
2016年には町田ゼルビアへの期限付き移籍もしましたが、翌年には復帰。
2018年途中まではヴェルディでプレーし、そこからマリノスへ完全移籍で加入。
今年がマリノスでの4シーズン目となっています。
 

ヴェルディ出身の日本代表選手

畠中は12年間ヴェルディで育ちましたが、日本代表には小林祐希(アル・ホール)、中島翔哉(アル・アイン)、 安西幸輝(ポルティモネンセ)といった多くのヴェルディ出身者がいます。
小林は3つ上、中島は1つ上の先輩ですが、安西はジュニア時代からの同期でお互いのことをよく知っているようです。

このように、日本代表には多くのヴェルディ出身者がいます。
日本代表は海外でプレーする選手が多いですが、この環境なら畠中にとっても心強いですね。
 

海外移籍願望がある?

そんな畠中ですが、とても海外志向の強い選手です。
日本代表で吉田麻也(サンプドリア)、冨安健洋(ボローニャ)とポジションを争う中で、更なるレベルアップを狙っているのでしょう。
本人も

自分も早く海外でプレーしたいのはある。早く(そのレベルに)到達しなきゃいけない

と語っています。

あくまで筆者の予想ですが、今年26歳になるということと今シーズンの活躍を考えると今年の夏か冬には海外移籍することになるでしょう。

 

畠中の今後に注目しよう

畠中槙之輔について取り上げていきました。
今年の夏か冬に海外移籍することになるのか、吉田と冨安といったCBとの競争はどうなるのか気になりますね。
是非、畠中の今後に注目してみてください。

今回はこれで以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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