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【対人守備】サッカーのマンツーマンディフェンスとは?メリット・デメリットを解説!

投稿日:2021年12月29日 更新日:


サッカーのマンツーマンディフェンスって何?どんなメリット・デメリットがあるの?マンツーマンディフェンスを行っている有名なチームを知りたい!

本記事では、このような方に向けてマンツーマンディフェンスについて分かりやすく解説していきます。


 

それではさっそく見ていきましょう。
 

マンツーマンディフェンスとは?

マンツーマンディフェンスとは、各選手がそれぞれ相手選手をマークしながらディフェンスを行う戦術です。
対になる戦術として、味方の位置とボールの動きに合わせて守備を行うゾーンディフェンスがあります。

ゾーンディフェンスについて知りたい方は「【堅守】サッカーのゾーンディフェンスとは?メリット・デメリットも徹底解説!」をご覧ください。

マンツーマンディフェンスでボールを奪った後は、自チームの陣形は崩れているので基本的には素早くカウンターを仕掛けて攻めることになります。
カウンターには自陣の低い位置から仕掛けるロングカウンター、敵陣の高い位置から仕掛けるショートカウンターがありますが、手数をかけずゴールを狙えるショートカウンターとの相性はとても良いです。

カウンターについて知りたい方は「【攻撃戦術】カウンターサッカーとは?守備の方法や代表的なチームを紹介!」をご覧ください。

 

マンツーマンディフェンスのメリット・デメリット

マンツーマンディフェンスのメリット

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シンプルでわかりやすい

マンツーマンディフェンスでは、基本的に特定の選手をマークし続けることになるので複雑な連携が必要ありません。
そのため、とてもシンプルでわかりやすい戦術となっています。
しかし、細かくデザインされたマンツーマンディフェンスを行うチームもあるので、あくまでも一般論として捉えるといいでしょう。
 

キーマンを封じやすい

相手のキーマンを常にマークすることで、自分たちにとって危険なプレーをされる時間とスペースの自由を奪うことができます。
相手選手がポジションに関係なく自由に動いた場合、ゾーンディフェンスでは見失ってしまうことが多いですが、マンツーマンディフェンスではポジション関係なく付いていけるのでキーマンを封じやすいです。
 

技術が高くなければボールを奪いやすい

マンツーマンディフェンスでは、常に相手選手にプレッシャーをかけ続けることができるので、相手の技術が高くない場合、簡単にボールを奪うことができます。
また、技術が高くても戦術的にも整備されていなければマンツーマンディフェンスをかわすのは難しいので、ポゼッションを志向するチームに対しても効果的な場合もあります。
 

マンツーマンディフェンスのデメリット

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1対1で負けるとピンチ

基本的には全員が相手選手それぞれのマークに付く必要があるので、1対1で負けてしまうと数的不利が生まれ、組織が乱れてしまいます。
そのため、1対1でかわされてしまった時のルールを設定したり、最終ラインに1名残して枚数を保ったりするなどうまくリスクを軽減しているチームが多いです。
 

スタミナ消費が激しい

ポジション関係なく相手をマークする必要があるため、体力の消費が非常に激しいです。
しかし、相手も同じように体力を消費することになるので、相手よりも走力が高いチームであるとプラスに働くこともあります。
また、試合の展開は少なからず走力に影響を与えるので、マンツーマンディフェンスでボールを奪えるか、ゴールを奪えるかということは非常に重要になっています。
 

バランスを崩しやすい

相手選手の動きに合わせてチーム全体が動く戦術であるため、特定のエリアに味方選手が固まってしまい、味方選手がほとんどいない危険なエリアが生まれてしまう可能性があります。
また、個々の体力や強度によって僅かなズレが生まれてしまうことも多くあり、バランスを崩しやすい戦術になっています。


 

マンツーマンディフェンスで有名な2つのチーム

リーズ・ユナイテッド

マルセロ・ビエルサ率いるリーズ・ユナイテッドはマンツーマンディフェンスを用いることで有名です。
特に、リーズは「オールコートマンツーマン」という戦術を用いており、その名の通りコート全体でマンツーマンディフェンスを行っています。
このしっかりとデザインされた守備によって、プレミアリーグの多くの強豪クラブを苦しめています。

こちらの動画では、マンチェスター・シティ戦のリーズの戦い方が分析・解説されています。
リーズのマンツーマンディフェンスだけでなく、攻撃の部分やシティの対応についても説明されていてわかりすいのでぜひご覧ください。
 

コンサドーレ札幌

ミシャ率いるコンサドーレ札幌もオールコートマンツーマンディフェンスを行うチームとして有名です。
2021年シーズンは10位に終わってしまったものの、J1のチームで唯一オールコートマンツーマンを採用しており、奪った後の縦への推進力を活かしたショートカウンターで多くのチャンスを作ります。

こちらの動画ではJ1王者フロンターレをディフェンスで苦しめ、勝利した試合の守備を分析されています。
 

マンツーマンディフェンスに注目しよう

マンツーマンディフェンスについて解説していきました。
守備は注目されることが少ないですが、この記事で伝えたポイントを頭に浮かべながら試合を見ると守備の美しさに気づけるかもしれませんね。

サッカーのディフェンス戦術について知りたい方は「【守備】サッカーのディフェンス戦術7選!これで基本用語をマスターしよう」をご覧ください。

今回はこれで以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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